monaho

monahoって、エスペラントで、僧侶の意味なんですって。

「MONSTER」

 pixivに、「MONSTER」をアップしました。 るろ剣・蒼操ではありません! すみません~。

 今回は私が今期イチ、いや人生で一番ドハマりした映画「グレイテスト・ショーマン」から、チャン&エン兄弟のお話です。

 映画をご覧になった方は「ああ、あの双子ね」と思い出していただけるかと。

 まだ映画をご覧になっていない方は、そんな人たち出るんだ?と読んでいただければと。

 そしてぜひぜひぜひぜひぜひぜひ映画をご覧になってください。まだやってます! 多分! まだやってるから!!観て!!!!

 

 例のごとくねたばれ含みますので、お先に本編をどうぞ!

 あとがきは下のボタンから~!

 

!あてんしょん!

 「MONSTER」は映画「グレイテスト・ショーマン」の登場人物であるチャン&エンをもとにしたお話です。

 作中の出来事やキャラクター設定はすべてフィクションです。実在したチャン&エン・ブンカー、そして彼らの生涯とは関係ありません。 慶の想像のお話なのです。

 

 

 私が「グレイテスト・ショーマン」を何回観たとかはね、もう、どうだっていいんです。

 どうだっていいんだけど、ちょっと経緯を説明させてください。

 

 私が初めに「グレイテスト・ショーマン」を観たのは2月の中旬。公開されてちょい後くらいでした。それが1回目。

 で、

 そのときどのくらい泣いて、どのくらい感動したかは、「The Greatest Showman - monaho」や、「グレイテスト萌え - monaho」の記事にドババーっと書きまくったのでこちらを見ていただきたいのですが、

 問題は2~3回戦のときでした。

 

 センターで華麗に踊るヒュー・ジャックマンよりも、

 全力で泣かせにくるキアラ・セトルよりも、

 私の視線をガッッッッッッツリ奪っていったキャラクターがいたのです。

 

 

www.instagram.com

         (画像引用:https://www.instagram.com/p/BdGmpWPDtWK/

 

 彼ら。

 

 ね。

 説明しよう。

 

 二人はチャン&エン兄弟。双子です。シャム人です(※前の記事「グレイテスト萌え - monaho」では、二人を中国人と書いていましたが、完全に私の早とちりでした。すみません)かわいい。

 こちらから見て右が弟のエン。左が兄のチャン。かわいい。

 二人は、映画ではダンサーとしてパフォーマンスし、あちこちのシーンでちょくちょく登場しています。かわいい。

 ちなみに左のチャン。彼を演じているのは小森悠冊さん。そう、日本人の方なのですー! 「グレイテスト・ショーマン」に出てる日本人は小森さんだけ。すごいぜ!

 右側のエンは、ダニエル・ソンという俳優さん。似てますが、ホンモノの双子ではありません。かわいい。 

 

 で、

 詳しいことは前の記事に書きまくったのではしょりますが、

 私は3回目から彼らにハートを持っていかれ、

 もうどのシーンでも彼らしか見えなくなり、

 今まで見たことのなかったインスタグラムというサイト(サイト?)を見るようになり、

 そこに小森さんがアップされていたチャン&エンの写真に激萌えし、

 彼らの姿を見るだけで幸せな気持ちになるようになり……

 

 ドツボにハマったわけです。

 

 

 「グレイテスト・ショーマン」には、

 当時(19世紀頃。日本で言うとるろ剣世代だ!)、差別や偏見を受けていた人たちが、ショーのパフォーマーとして登場します。

 たとえば髭の生えた女性・レティや、小人症のチャールズ、黒人のW.D.&アン兄妹、それからアルビノの人たちなどなど。

 彼らは見た目や肌の色から差別を受けて、自分に自身を持てずにいました。

 そんな彼らをショーに出そうと考えついたのが、主人公であるP.T.バーナムなのですが、そのへんの経緯については今回はちょっと置いといて。

 話は戻り、チャンとエンも、そんな人たちのなかの”二人”でした。

 

 二人は双子です。

 そして二人の体は、生まれつき、くっついています。

 体のどこが、とか、そもそも体がくっついてるんだ、とかは、映画の中では語られないのですが、wikiによるとおなかのあたりだったそうです(※)

 (そんな設定なので、なにがすごいって、歩いているときに常に隣り合わせなだけじゃなくて、ダンスシーンですら二人一緒なこと。二人は体がつながっているから、ダンスするときだって二人一緒なのです。)

 

 繰り返し映画を観て、

 W.D.のセリフを聞き、

 「THIS IS ME」を聴き、

 レティのセリフを聞き、

 そうしているうちに、

 ああ、

 この二人も、きっとこれまでたくさん苦労してきたんだろうな、

 と、ふっと思ったのでした。

 二人だけでなく、団員のそれぞれに、きっと色んな過去があるんだろうな。

 

 

 劇中では語られないけれど、

 トムやレティと同じように、

 きっとチャンとエンも苦しんだり、辛かったりした経験があるのだろう。

 そんな過去を乗り越えて、今、二人はああしてショーのステージに立っている。

 たくさんのお客さんから、すごい、と拍手と歓声を受けているんだ。

 

 と思ったら、

 また涙が止まらなくなりました。

 涙腺、おかしくなってしまったのかもしれない。

 

 この気持ちをどうしたらいいのか分からなくて、

 あくまで想像だけど、取り敢えず書こう、と思い、

 チャンとエンの「これまで」の想像を、「MONSTER」として書きました。

 

 とにかく幸せになってほしいなあ。と、何度観ても思います。

 あのまま、映画のまま、ずっと幸せであってほしい。

 蒼操でも思いますが、これまで人一倍つらかったぶん、これからは人一倍幸せになってほしい。チャン&エンも、他の団員たちも、みんな。ほんとに。

 

 チャン&エンがショーで出会う仲間たちとのことも書きたいな。

 映画で起きる出来事の、チャン&エンにフォーカスしたお話も。

 好きすぎて、書きたい欲だけがガンガン高まっています。すき。ほんと。一目惚れだと思います。多分。千分の一秒で好きになってました。

 

 これからもう一度「グレイテスト・ショーマン」を観られる方、

 そしてこれから初めて「グレイテスト・ショーマン」をご覧になる方、

 ぜひ、チャンとエンを探してみてください。

 いますから。ほんと。よくいます。ダンスしています。肩組んでて比較的目立つはずなので探してみて~~~~~~!!!!!!!!

 

 私ももう一回くらい行こう。

 

【2018/4/6追記】pixivでは表紙の文字がとても見づらいため、こっちにも貼っときます↓

      f:id:klovesbouzu:20180406114210j:plain

 

 英語……ちゃちゃっと打ち込んでしまったので、文法まちがってても見逃してください。

 

 

(※)チャン&エン・ブンカー兄弟 - Wikipediaより……チャン&エン・ブンカー兄弟は実在の人物です。が、「MONSTER」はあくまで「グレイテスト・ショーマン」に登場するチャン&エンをもとにしたお話ですので、実際の人物・出来事とは一切関係ありません。時代考証等についても温かく見逃していただけると幸いです。