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monahoって、エスペラントで、僧侶の意味なんですって。

異議あり123

 どっぷりしっかりハマってしまった「逆転裁判」シリーズ。

 今までに逆転裁判1~6、逆転検事1~2、プラス大逆転裁判、と、シリーズ作品はばんばん出ています。とても一気に買えるもんじゃありません。

 ハマってしまったからにはゲームがやりたい。でもシリーズ出過ぎてて、ひとつずつ買っていったら出費がすごい。出費に異議あり

 

 そんなあなたにおススメなのが、「逆転裁判123」です。

 

 クリアしました。

 クリアしちゃいました。「逆転裁判123 成歩堂セレクション」。

 要するに、逆転裁判1~3を、ひとつのソフトにぎゅっと詰め込んでくれちゃっているわけです。しかも3DSのソフトなので、絵や音が綺麗になってリニューアルなわけです。

 ぎゅっと凝縮、とはいえ、エピソードはひとつも削られていません。つまりとってもお得!

 私はこいつを某リサイクルショップで手に入れ、コツコツ進めていました。悲しいのはプレイ前にあっちこっちで逆転裁判のことを調べていたがゆえに、ほぼほぼ犯人が分かってしまっていたことです。うーん。あまり逆転感がなかった。

 

 以下すごく個人的なクリア感想になります。

 これからやるよ! という方いらっしゃいましたら、がっつりネタバレ部分もありますので、畳んでおきますね〜〜。

 

逆転裁判 蘇る逆転(シリーズ1作目)

 1作目は1話~4話、プラス「蘇る逆転」というオマケ?ストーリーつきでした。

 主人公・成歩堂龍一の初法廷から、なるほどくんの親友で天才検事・御剣怜侍(マイディア)の因縁の事件解決までを追ったお話です。

 1~4話はちょうどアニメで放送されていた話だったので、アニメで先に事件の結末を知っていた慶はあまり悩みませんでした。ただしアニメでやらなかった部分に関しては異常な弱さを見せました。

 

 このゲームで面白いのは、とにかく人の話を聞きまくらないと進まない点です。

 タイトルどおり裁判をしていくので、証人の「証言」を聞き、そこに隠された「ムジュン」を見つけ、そのムジュンに調査で見つけた証拠品を「つきつける」。するとストーリーが進む、という仕組みなんですな。

 裁判の前にも、事件現場に直接行って目撃者の話を聞いたり、現場をあちこち調べたりして、証拠を集めていくわけです。結果無罪が勝ち取れればストーリークリア! 法廷に花吹雪が舞います。やったね。

 と、そういう仕組みなので、必然的にいろんな人から話を聞かないと進められないのです。これが、もう、超たのしい。

 成歩堂くんの助手で霊媒師・綾里真宵ちゃんとなるほどくんの会話はずーっと夫婦漫才みたいだし、刑事はボケ倒すし、ハシゴとキャタツ論争は起こるし、もう見ていてぜんぜん飽きない会話の応酬ばかりなんですわ。

 

 誰と話していてもネタが効いていて、くすっと笑っちゃう。ので、裁判なんて重そうなテーマなんですが、すごく気楽に遊べちゃいます。……ま、中にはちょっと「オウ・・・」と暗くなっちゃうような展開もあるんですけど。

 

 御剣推しの私としては、やっぱり4話が感慨深かったなあ。

 前述のとおりオチは分かっていたんですけど、それでもやっぱり、なんかこう、辛かったねミッちゃん、というか…

 逆に初見で震えたのは追加エピソードの「蘇る逆転」でした!

 これはもうね! すげえ! こわかった!(ホラー的な意味ではなく)

 これだけは話の内容もオチも全然知らなかったので、なるほどくんたちと一緒に謎解きしながら裁判してました。「逆転検事」にも出てきた宝月茜ちゃんに会えたのは嬉しかったし、そのお姉ちゃんのさん(!!!)も美人でかわいかったけども、こわいのはほら、ねえ、……ううーん、彼は夢にも出てくるレベルの怖さだったなあ。

 

逆転裁判

 こちらは「逆転裁判 蘇る逆転」から1年後の世界。相変わらず弁護士をやっているなるほどくんの前に、「蘇る」でも登場した伝説の最強最恐検事・狩魔豪の娘、狩魔冥ちゃんが現れます!

 冥ちゃんはムチが標準装備なんですけど、これがまたかわいいんだよな~~~! ちょくちょく引っぱたいてくるけど!

 そんな冥ちゃん相手に、霊媒殺人、空飛ぶ犯人、ヒーロー同士のいがみあい・・・などなど、なんじゃそりゃな裁判を繰り広げるのが「2」の内容です。

 こちらもアニメで放送された話が大半でしたので、犯人特定は速かったっす!(相変わらずそれ以外の部分ではポンコツ)

 

 あとあと、推しの御剣検事はですね、よかったです。とっても。とっても捜査協力してくれて。ありがとね、ミッちゃん。

 最後の最後メイちゃんを送り出すときに、一回目ふざけてムチを渡さなかったらミッちゃんにすごい微妙な顔をされ(た気がし)ました。ごめんねミッちゃん。すき。

 

逆転裁判

  ここからが未見で初見のお話です~~!! ようやく知らない人たちがぞろぞろ出てきます。楽しかった。

 ぞろぞろの中には、風邪引きノロケの大学生リュウちゃん成歩堂くんや、怪人や、霊媒師や女子大生や女子大生や死刑囚や女子大生がたあああくさん!

 逆転裁判って各ソフトに「◯話」と称して5つくらいお話が入っているのですが、「3」では過去(成歩堂くんがまだ弁護士でない頃)のストーリーが3/5話もあって楽しかったです〜。成歩堂くんの師匠のスゴ腕弁護士・千尋さんの初法廷とかね。

 そう! その千尋さんの初法廷では、なんとミッちゃんの20歳の姿も拝めるんですよ〜〜!! ヒラヒラギラギラ! ド派手なミッちゃん(20)!

 

 お話の流れとしては、なんというか、こう、最後の5話にかけて背筋が凍る展開でした。人の心というか、本性というか、「逆転裁判は怖い」っていうイメージはこういうところから出てたのかな…なんて思っちゃいます。

 背筋は凍るし、私史上最恐の悪女に会ったな感もあるのですが、同じくらい切ない物語でもありました。うん……終わってからコーヒー飲みたくなるんだけど、コーヒー飲んでると悲しくなってくるっていう、どうしたらいいのかよく分からない感じ。

 幸せになれよ……みんな……特にゴドーさん……

 

 3クリア後としては、ここから何がどうなって「4」に繋がるのか??というのが全く想像つきません。「4」の主人公は成歩堂くんではなく王泥喜くんという弁護士ですが、彼っていきなり出てくる人なんだ! と終わってから初めて気付きました。あと、成歩堂くんが弁護士を辞めるのは「4」で明かされるんだということ。私はてっきり「3」の事件で辞めさせられるんだと思ってたので、へえ〜〜なんか意外、と思ってました。

 

 あと噂で聞いていた矢張の絵は全然トラウマになりませんでした。

 

 以上!

 いや〜〜でも楽しかった! 逆転裁判は怖くないと思えてよかったです。

 これにハマれば裁判の仕組みや法律に興味を持つぞ…ふふ……その手に詳しくなれるぞ…と暗示を掛けて始めたら、見事にその通りになりました。私ってちょろい!

 

 みなさんもぜひ逆転裁判やりましょう。レッツ開廷!

 

 このブログは始めたタイミングがタイミングなので、記事もほぼほぼるろ剣か蒼操なのですが、それに限らずこうやって色々と書いていくつもりです。なので、蒼操スキーの方も、そうでなくてたまたまいらしてくださった方にも、暇つぶしに読んでいただければなと思っています。今更の宣言でした。慶でした。