monaho

monahoって、エスペラントで、僧侶の意味なんですって。

「12月28日」

 pixivに、「12月28日」をアップしました。

 最終決着。

 

 以下あとがきです。

 

 2016年12月28日、ふたつの事件が同時決着しました。

 ひとつはクリスマスに起きた弁護士殺害事件。

 もうひとつは15年前に起きた弁護士殺害事件。

 

 逆転裁判内での刑事事件は15年で時効を迎えます。

 ふたつめの事件は、まさに今日、12月28日をもって、時効だったのです。

 そいつが今日、ぎりっぎりで、解決しました。

 多分逆転裁判のすべての根底にあるといっていい事件、なんじゃないでしょうか。

 うん。

 多分。

 

 その裁判の行方をまたまた2紙に追ってもらいました。

 新聞ぽくない部分は笑ってゆるしてね。

 

 ちょっとでも本物っぽくしたかったので、私が思うメディアらしさを詰め込んでみました。

 まず、作中には写真なんてないのに、「=写真右=」とか書くところ。

 難しい単語や聞きなれない言葉には【?】として解説を書くところ。

 「~とみられる」「~によれば」とか、精一杯のメディアっぽい口調。

 一文の長さ。

 新聞の記者さんってすごいなあ。

 

 あと、同じ事件を報道しているのに、社によって微妙に視点と感想が違うところ。

 今回新聞の名前をすげえ適当に決めましたが、鉢経新聞は検察寄り、黄泉買新聞は弁護士寄りでスタートしています。こうなるはずだった未来予想図は以下の通り。

 

 鉢経:検察寄り。ミッちゃんを犯人だと決めつける

    →最終日は手のひら返しでミッちゃんを擁護、狩魔と検察を悪く言う

 黄泉買:弁護士寄り。逆転を楽しみ、「多分有罪でしょ」という流れに懐疑的

    →最終日はミッちゃんとDL6号のことをガンガン掘り返す(灰根が御剣

     に復讐しようと思ったのはメディアの責任でもあるのに)

 

 みたいなね。

 こう、ころっと意見を変えたり、いやいや言ってる手前自分でやるんかーいみたいな、そういう、感じを、出す予定でした。

 ここを読まずにそれを感じ取ってくださる方が果たしていらっしゃるのでしょうか。

 

 これは2016年12月28日にアップしないと意味がないので(笑)、「伝われ!!!」と思いながらこの記事を書いています。

 でも新聞っぽく書くの楽しかったのでまたやってみたい。

 あおみさ記事にならないかな。

 

 狙いすましたようにどの新聞も生倉の正体に触れていないのは、

 多分狙いすましたからです。私が書き忘れたからではありません。

 今になって色々飛ばした感を実感していますが、勢いで読んでください。

 ごめんなさい。

 

 ミッちゃんに幸あれ。

 

 とか書いていたら地震ですね。

 皆さん大丈夫ですか?

 やめてほしい。もう。せめて今日はやめてほしい。