monaho

monahoって、エスペラントで、僧侶の意味なんですって。

「されば地獄まで」

 pixivに、「されば地獄まで」をアップしました。

 蒼操リクエスト企画・第2弾です~!

 「ちょいシリアスからのハッピーエンド」By ぐりーんさん

 

 今回は公開とあとがきの時差をなくせてヨッシャな慶です。

 以下あとがきになります~!

 

 リク主のぐりーんさん、素敵なリクエストありがとうございました~!

 蒼操リクエスト企画、2番目のお話になります。前回の「御頭草子・弐」での次回予告、見事に外しました。ごめんなさい。一部内容を変更してお送りしました。

 最初シリアス中パッパハッピーエンドで、ということでしたので、結構好きなように書かせていただきました~。シリアス好きなのはいつだったかも公言した通りです。だいすき。上手い下手は別として。

 

 そんなシリアスですが、ネタ的には、ちょっと前から考えていたことでした。

 

 御頭は本当にすべて納得して操を預けたのか否か?

 

 小さい操を葵屋に預けたのは危険から遠ざけるため、というのは、原作でも剣心に指摘された通りだと思うんです。そりゃあそうだよね。下手したら闇討ちとか喰らったっておかしくないところに、子ども(それも先代御頭の孫!)をいつまでも置いておけるわけはないよね。

 当時の御頭がもし、もう少し大人だったら…とも思ったのですが、力があろうとなんだろうと、御頭なら同じ判断を下しただろうなと。あのとき御頭に修羅ってた頃の力があったとしても、多分、操は葵屋に預けられたと思います。私はね。

 でもそこに迷いがなかったかというと、ちょっと違うかな、と。

 翁のことは前々から知っていたとしても、増髪や白尉やらは、あまりよく知らない間柄だったのでは? そうだとすると、いっくら元御庭番衆がいる料亭だとしても、100%安心して…というわけにはいかなかったのでは? ましてあの責任感の強さですから。

 自分の手元に置いておかないと安心できない、でも自分の手元に置いておくのが一番危険。そういう板挟みにあったんじゃないかな、と思いました。

 

 そこでもし操に会って、操が京都は嫌だと言うのなら、御頭はもしかして揺らぐんじゃないのかなと。

 「しょうがないな」と言いながら、ほんとはちょっと嬉しいんじゃないのかなと。

 

 ヤベエ奴ですね。

 

 やっぱりね、やっぱり淋しかったよね、ごめんね、って言えないのが御頭なんですよね。

 で、私は「操は女神」派(どんな派閥だ)なので、操はそのへんを全部分かってて御頭を好きでいてほしいなと思うわけです。原作のあの元気さだと「そんなわけないだろ!」ってなるとは思いますが、あくまで個人の妄想としては、態度には出さないけどどこかで分かっていてほしいなあと。

 うん。どこかでいいや。全部である必要はない。操は御頭のこと、ちゃんと分かってるんですよ。どうして御頭が操をちょっとずつ遠ざけようとするのか。御頭の思う、普通の幸せってどんなことなのか。

 

 そうしてみさちゃんの優しさが御頭にも伝わって、吹っ切れたら、地獄の底まで連れていく。

 

 怖。

 

 字面にしてみたら結構怖。現代にいたら捕まりますねこれは。私なら捕まえますねこれは。

 でも私は、あくまでも私は、蒼紫はそんなひとでもいいかな、と思っちゃいます。

 

 それでも幸せだと思えるからこそ、操は蒼紫と一緒にいられるんじゃないかな。

 

 語りましたね。長々と。ごめんなさいね。

 そういう考えから書いたお話なので、私的にはちゃんと幸せで終わったなと思うのですが…果たしてこのお話の最後がハッピーエンドと言えるのかどうかは、ちょっとハッキリしないですよね。ぐりーんさん、いかがでしょう…?

 ちげーよ! って思われましたら遠慮なくあの、なにかぶつけてくださいね。

 

 あまり信頼できない次回予告→「バイト先が同じの高校同級生蒼操」 

 申し訳ないほど不確かなのですが、多分…! 今度こそは…! お待ちください!