monaho

monahoって、エスペラントで、僧侶の意味なんですって。

「ゴーイング・マイ・ウェイ」「誰も続くな」

 pixivに、「ゴーイングマイ・ウェイ」、「誰も続くな」をアップしました。


 トランスフォ~マ~。

 自分がロボットにハマる日が来るとは思ってなかった。

 ついにロボットを可愛いと思うようになったかあ~。車も可愛い~。たのしいなあ~。

 

 「トランスフォーマー」を観たことない方のために、

 おせっかいにもざっくり説明してみますと、

 正義のロボット軍・オートボットと、悪のロボット軍・ディセプティコンが、

 エネルギーや何やを巡ってバトルするお話です。地球で。

 みんなはロボットから車に変形できます。スゴーイ!

 今回私が書いたのは、オートボット軍の人(人?)たちのお話です。

 

 本編とは関係ないのですが、pixivですっっごくお洒落な小説用素材を作ってらした方が、アカウントを削除なさったようで……悲しすぎる……大好きなのです……

 1回「このアカウントは停止されています」と出ていたのが気になりますが、

 またあの方の作品が拝見できることを祈っています。ううう………

 

 

 悲しみは堪えて、

 ゆるっとあとがきは以下のボタンから!

 

 

 「ゴーイングマイ・ウェイ

 出てくるのはオートボット総司令、オプティマス・プライム

 あとは、黄色いあの子・バンブルビーです。

 

 ビーちゃんはね、かわいい。

 色々あって声が出せないので、ラジオを使って会話します。かわいい。

 黄色くてちっちゃい(4メートルくらい)です。かわいい。

 みんなは5~8メートルくらいあります。でかい。

 好奇心が強くていたずら好きです。かわいい。

 ウィンドウォッシャー液をびしゃびしゃ流して泣きます。かわいい。

 音楽が流れると取り敢えず踊ります。かわいい。

 

 オートボットディセプティコンも、トランスフォーマーたちは初め、彼らの星・サイバトロンに生活していました。

 そこで戦争が起きて、サイバトロン星は壊滅。

 他の拠点を探さなくてはならなくなり、ビーは地球に送られるのです。

 なので、オートボットの仲間たちの中では、一番地球歴が長いです。

 ビーは地球の先輩なのです。えっへん。

 そのくせ未だに屋根に頭ぶつけたり、シャンデリア落っことしたりします。かわいい。

 

 ビーは末っ子なのです。

 私には赤ちゃんに見えます。おくちの丸いのはおしゃぶりに見えます。ばぶばぶ。

 

 

 そんなバンブルビーの面倒を見てる(?)のが、オプティマス。

 彼はオートボット軍の総司令。一番えらくて強くてデカいのです。ビーの2倍くらいあります。デカい。

 実写映画は全部で5本あるのですが、作を重ねるごとに、彼のパパ感が増しています。

 終いにゃ4作目、思春期の娘を持つパパ(人間)が「親の言うこと聞かないんだ。生意気だよ」と育児の悩みをこぼすと、

 「ああ。私もバンブルビーの扱いには苦労した(I went through it with Bumblebee.=直訳:私もバンブルビーでそれを経験した)

 と一言。(⌒▽⌒)

 オプティマスはパパですよね!? ねえ!???

 

 

 で、

 この映画には、もうひとり、父親が出てきます。

 それがレノックスさん。さっきの人とは別の人です。

 

 レノックスには生まれたばかりの娘がいます。溺愛しているようです。どこかの若旦那を思い出しますね。

 可愛い我が子。しかも女の子。きっとレノックスは、大事に大事にしたいはず。

 彼は軍人ですが、娘を軍に入れるなんて、きっと考えもしないはず。

 というか、どうでしょう。もし私が軍人で、まだ1歳やそこらの子供がいたとしたら、

 こんなに可愛い子を、危険でキッツい軍に入れたいとは思わないなあ。

 

 そうなのか、私とは違う、と思うオプティマスを書きたかったのです。

 

 もちろん彼らは金属生命体ですから、

 人間のように「お父さんがいて、お母さんがいて、ぼく」という作りではないと思うのですが、

 もしそうだとしても、オプティマスとビーは親子ではないわけですが、

 なんかこう、

 人間とも随分仲良くなったけれど、そうだった、人間と我々は違う生き物なのだ、ということを感じてほしかったのです。

 すごく冷酷な人のことを「人でなし」とか、「あいつは人間じゃない」とか、

 そんなふうに例えますが、

 オプティマスたちは本当に人ではないのです。

 

 でも、どっちが正しいとか、そういうことが言いたいのでもなくて、

 それぞれに正しい道があるのだから、そこをそのままに歩いて行けばいいよ、と。

 人間じゃないのだから、人間と同じ道が正しいとは限らないよ、と。

 君が選んできた道は間違ってなかったよ、と。

 ちょっとヘコんだオプティマスを、仲間たちがそう励ましてあげてほしいな。

 

 仲間たちにとっては、すっごく頼れる司令官なはずですから!

 これからもずっと、オプティマスを慕って、信じていくのだと思います………ウッ………

 

 

「誰も続くな」

 こちらはオートボット唯一の軍医・ラチェット先生のお話。

 

 どう思いますか? 軍に医者がひとりしかいないんですよ?

 なのにどうしてあなたまで戦場に出てきちゃうんですか?

 あんたがやられたら誰が仲間を治すんです?

 なんで他には誰ひとり医療従事者がいないんです?

 誰かに手伝わせたりしないんですか?(作中で手伝ってたのは1体だけ)(しかも1回だけ)

 オートボットに理系いないのですか?

 

 

 医者がひとりきり、と聞いて、最初はそんなふうに思った慶。

 ふと考えました。

 

 誰も医者にならないのではなくて、

 ラチェット自身が、後輩や同僚を作らないのだとしたら?

 後輩や同僚はいなくていい、と思っているとしたら?

 

 そしてできたのが「誰も続くな」。

 ラチェットが“本当に”軍医になった日の話。いつもどおり、すべて慶の妄想です。

 

 

 でももし、ほんとに彼がこんなふうに思っていたのなら、

 実写4作目以降がつらいです。自分で書いといて

 誰にも背負わせたくなかったのに、思わぬところからの銃弾のせいで、誰かが背負わねばならなくなってしまった。

 今度はラチェット自身が、あれ、になってしまった。

 彼はひとりのままで……あああ………

 

 

 書き終えてから改めて4作目「ロスト・エイジ」を観たら、

 オプティマスが、仲間の遺体を指して、

 「彼らは、我々の友だった」

 と言っていました。

 ああ、よかった、と思いました。

 誰も続いていなかった。

 

 

 ひとり決意を固めて、

 けれどそれを他には漏らさず、穏やかにいる人というのが、好きです。

 ラチェット先生。好きです。

 

 

 

 

 イーーーージョッ!!!

 オートボットばかり書きましたが、知れば知るほど、ディセプティコンも好きです。スタスク~~~~~かわいいよ~~~~~~~~

 敵も味方もかわいいので、もう、ほんとに、みんな幸せになってほしい。争いをやめてくれ……もう誰も傷つかないでくれ……

 

 実写映画は第7弾……の話も出ているようですが、大人の事情とかで、シリーズものの続きはしばらく延期だとか。

 今度もスピンオフなら、ぜひ、ぜっっっひ、オプティマスのほのぼの育児日記とかでお願いします。はじめてのおつかいとか。オプティもラチェもアイアンハイドもみんなして出てきてくれ……やさしいせかい……

 

 こんなに「みんなまとめて幸せになーあれ」と思ったの初めて! かと思いましたが、

 蒼操でもイナズマでも同じことを思ってました。

 いつものことでした。σ(*´∀`*)

 

 

 

 あ!表紙!

 こちらは「ゴーイングマイ・ウェイ」。Photo by Kelly Sikkema on Unsplash.

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 "This way?"

 "Is the Our way." と入ってました。かたぐるま!

 

 

 で、「誰も続くな」の表紙には、背景にこんな英語が入ってました。

 If you call your friends that you mustn't be a doctor.

 (友を「あれ」と呼ぶのなら、医者になどなるべきではない)

 そのまんまです。(・-・)