pixivに、「夜の音」をアップしました。
蒼操!
そういえば、明日から実写「アラジン」が公開になりますね!ワーイ!
完結未定のアラビアン蒼操シリーズ「砂塵の王」のときにも書きましたが、慶は、あの手のアラビアンものが大っっっ好きです。アラジンがきっかけだったのかなあ……分からんなあ……
劇中曲はグレイテスト・ショーマンの作曲家コンビが手がけているとのこと。絶対いい歌揃いじゃん……観ます……
さてさて、
実写映画、るろ北本編で更に賑わいを見せる?蒼操、現パロのお話です。
るろ北と「夜の音」は全然関係ありませんが、御庭番、ぜんっっぜん出てきませんねえ……絵描きさん……紅かと思ったよ……んなわけないよ……
今回はねたばれもなにもありませんが、本編をお読みいただいたあと、以下のボタンから♡
こないだね、日が沈んでから、真っ暗になってから、帰ってきたんです。
10年愛用のiPodで、グレイテスト・ショーマンや、イナズマイレブゥンの主題歌なんかを聴きながら。イェイイェイ。勝って泣こうゼッ。
角を曲がって、ぽつんと立った街灯の明かりひとつ。
風。
そこでふと思いました。今、外はどんな音がするんだろう?
今はイヤホンで曲を聴いてるから、曲しか聞こえていないけれど、イヤホンを外したら何が聞こえるんだろう。
思い立ったらやるっきゃない! 慶はイヤホンを外してみました。
すると、
かさかさ……さわさわ……という、草の擦れる音。
どこかを車が走っていく音。
エアコンかなにかの動く音。
自分の足音。コンクリと靴のぶつかる、じゃり、というあれ。
などなど、色々聞こえたのです。
そして、風が通っていく音! これにはびっくりしたなあ。風って音がするんだあ、と、「そりゃそうだろ」とツッコまれそうなことを思いました。
強風じゃないんですよ! ビュオオオ!ゴオオオオ!とゆーのではなくて、ただふわっと吹いてくる風でした。
「ふわっ」というのは、音じゃなくて感覚なんだ、と気付きました。
漫画じゃないので、家族の笑い声とか、犬の遠吠えとかは聞こえませんでしたけど、
夜はなにも音がしないものだと思っていましたけど、
おお、こんな音がするのかあ。と、思ったわけです。
これが夜の音かあ。
すごくリラックスできる! とか、ストレス解消になる! とか、ではない、かもしれませんが、
音に集中してみるの、時々オススメです。
で!
そんな経緯で生まれた「夜の音」。
御頭と操なら、そういうちょっとしたことを楽しんでくれそうだなあ。
特に操! 色々と気づきが多そう。うん。
御頭もきっと、空や花や、そういうものを眺めて、色々考えてるんだろうなあ、と思います。
現パロでは、御頭がちょっぴり、日々に忙殺されていて、
そんな御頭に、操が「当たり前」のことや、ちょっとしたことを教えてあげて、
ああ、ほんとうだ、ってなる二人とか、いいと思うのです。
そういうお話です。
小池一夫先生の本で、こんな一節を読みました。(Twitterより引用)
伴侶や恋人って、同じ道を歩きながらも、自分と違うことを見てくれていて、自分が空を見ている時は地面に咲く花を教えてくれたりする人がいい。あくまでも同じ道を歩きながら、自分とは違うところを見ていてくれる人。その人がいてくれるおかげで、人生により多くの目をもつことができる。(小池一夫)
— 小池一夫 (@koikekazuo) April 23, 2017
すっごく素敵だと思うのです。
蒼操は、まさに、こういう二人であってほしいなあと、思います。
うん。
そんな気持ちで書きました。
御頭と操と一緒に、夜の音に耳をすましていただければ、何よりです。