あおみさ検定 第2級 過去問題
・舞台は現代。操がタンクトップにホットパンツという、とても危ない格好でソファに寝てしまっています。冷房はつけっぱなし。細い腕。しなやかな足。そこへ四乃森蒼紫が帰ってきました。四乃森蒼紫は2泊3日の出張帰りで、3日ぶりのご対面です。
ここで考えられる四乃森蒼紫の反応を記述しなさい。(4点)
A. そっとタオルケットを掛けてやり、冷房の温度を少し下げる。(例)
……
うそ検定です。
ブログ更新おひさしぶりです、慶です。
全然更新していなかったのに、monahoへ来てくださっていた方々、ありがとうございます…! 蒼操でちゃんと生きています!
あれこれしているうちにSQ発売が近づいてきましたねっ。買って読んで落ち着き次第、ここで萌えをウワアアーーッと書き殴りたい。それが最近の夢です。
さて今日は、先日アップした「DRB」の短編というか、SSSというか、を上げに来ました。
探していたハードボイルドなお題がようやく見つかったのでね……!
お題拝借:「茨姫」さま(http://ibarahime0.nomaki.jp/)
「5個で1つのお題」より「あ~わ行でハードボイルド」
「DRB」関連作なので、斎藤一と、オリジナルサブ・七塚紅が出てきます。
オリキャラ苦手な方ごめんなさい! 回れ右です。
もしかしたら日曜8時更新……なるか!??
ではボタンからどうぞ~。
「01.楽して儲けろが俺の信条」
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藤田五郎は馴れ合いを嫌うが、角が立つようなことはしない。相手は選ぶものの、基本は和やかに、穏やかに、やり過ごす。
だから任務が終わったあとに、部下をねぎらうような真似もしないではなかった。藤田が臨む仕事は決して和やかで親かなものではない。そんな局面を生き延びた連中に、よく帰った、くらいのことを言う器量は持ち合わせていた。
「却って申し訳ないです」
いづみ屋から引き上げる際に七塚紅に話を持ちかけると、紅は滅相もないと首を横に振った。
「なんだ。蕎麦の一杯も食えないほど飲まされたのか」
「いえ、そうではありませんが」
藤田がいづみ屋の一室――八鍬会と“森川”の密談に突入したのは、つい一時ほど前のことだった。阿片密売・購入の証拠を集めるだけ集め、どうにも言い逃れできないように追い詰めてから、初めて身柄確保に至った。その際に紅には森川文治(阿片を買おうとしていた商人である)のふりをさせ、八鍬から様々な言質を取ったのだった。八鍬会は長年滋賀・近畿の警察を悩ませてきた原因。その功績は称賛されても何の不思議もない。
「じゃあなにか、蕎麦では不満か」
藤田は帰りに蕎麦でも奢ってやろうと、気まぐれで口にした。久方ぶりに大勢を斬れて気分がいい。最も、相手が田舎のやくざでは、到底相手にはならなかったのだが。
「そうでもありません。……申し訳ないですよ。そんな、これしきで奢っていただくなんて」
「これしき、ねえ」
二人がこともなげに視線を遣るのは、吹き飛ばされた障子、畳に張りついた血、山になって呻く八鍬会員たち、である。手配した県警連中が到着し、手早く彼らを捕縛していく。警官たちがいづみ屋に着いたときには既にこの惨状であった。役員の草野は斬り伏せられており、同じく幹部の杉原、さらには会長の八鍬すらもとっくに膝をついていたのだ。
「それに、まだ色々と手続きもありますし」
紅が困ったように笑った。それは確かである。報告書を作らなくてはならないし、調書作成にも携わらなくてはいけない。しかし既に月が高い。今宵は蕎麦でも食ってさっさと床に就きたいのが本音だし、別段急ぐ仕事でもあるまい。
「事務仕事は宵越しでも構わんだろう。それに、俺は楽して儲けたいんでね」
藤田はにやりと口角を上げると、紅に声も掛けずに背を向けて歩き出した。
「……楽して、かあ」
紅はもう一度部屋に目を向けた。ばっさり斬られた草野に、あっという間に吹き飛ばされた組員たち。藤田の立っていた場所を起点に、扇状に男たちが転がっている。楽して、ねえ、と心の中で独りごちて、取り敢えず藤田の背を追った。
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藤田五郎って難しいなア~~~!!さっぱりわからん!!