突然ですが、ひらがなが好きです。
柔らかくて。
文章の中に、やったらひらがなが出てくると、最高に読みづらいのですが。
たとえばこうしてぜんぶがひらがなでかいてあってかつくとうてんがなかったら、
ほらね、自分で打っていてもなにがなんだか分かりません。
だから適度に出てくるひらがなが好きです。
ひらがなで書かれると、なんだかとっても大事な言葉のような気がしませんか?
しませんかね?
大事な人、と書くより、大事なひと、のほうが、大事さ増してませんか。
大好き、と書くより、だいすき、のほうが、大好きさ増してませんか。
例えば、と書くより、たとえば、のほうが、ちょっと深くありませんか。
そんなことないのかな。
私はいつもそんなふうに考えています。
あとは単純に読み方。
「風」は吹くほう。「ふう」は、「そんなふうに」のほう。
「様」はその人や物事の様子。「さま」は敬称。
個人的なこだわりですが、そんなことを考えています。
そんなことを考える慶が、文体診断ロゴーン(http://logoon.org/)をやると、
こうなります。
南吉。おまえだったのか。
何回やってもほぼ南吉です。ほぼ。しかもほぼ1位。
確かにごんぎつねはひらがな多めだったかも。
ちなみに上記は「いつかの話」での診断結果です。他のでもやってみましたが、ほぼほぼ南吉でした。上位3位にはいました。南吉が。
ロゴーン楽しいよねっていうお話でした。
ちなみに
新見南吉は何度か1位を外れることがありますが、
岡倉天心だけはずっとワースト1位にいます。
天心…そんなにか。