monaho

monahoって、エスペラントで、僧侶の意味なんですって。

とうさま、はずれ

 もう3月!?!?!???!

 

 早いもんですね。

 気づけば春一番も吹いてますし、春が近いんだなあと思います。

 朝晩は寒いけど。

 あと今週末はSQ.の発売日ですね! 「来春」の意味を春=4月と捉えていいなら、きっと今週末のSQ.に予告が…! 載るはず……!

 4日までは生きましょう。4日まで生きたら、来月までも生きましょう。

 

 ひとまず言いたいことが3つほど…

 

①アンケート締め切りました!

 サイドバーに置いてあったアンケートは、2月いっぱいで締め切りました!

 投票してくださった方、ありがとうございました~。結果はサイドバーから見られるかと思うのですが、「投票してみたい!」に票をいただいたので、なにかしら考えたいと思います。サブキャラ人気投票。実はもう先走って作ってあったりしますが…微調整(._.)

 

②いますごく逃げ出したい気分

 ありませんか? そういう気分。

 あ゛あ゛ぁ゙あ゙あ゙!!!ってなって、どこか!行ける範囲で!帰ってこれる範囲で!飛び出したい! とか思うこと。ないですかね。私は今それです。

 

③妄想が書けました

 「とうさまといっしょ」以来、pixivでそらまめさんと蒼紫×ちびっこ妄想をちょくちょくお話しさせていただいてて、

 その中で「蒼操の娘って、操が御頭のことを蒼紫さまとしか呼ばないから、『自分の旦那』への標準的な呼び方を知らないのでは?」という話になったので、書きました。

 これ↑についてはだいぶ前から思っていたことだったので、おままごとシリーズに追加するお話を書くときに、また混ぜたいと思っています。

 御頭ってもっと寝起き良さそうじゃない?というツッコミは一旦置いていただいて、下のボタンからどうぞ~。

 

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 あおしさま、というのは、恐らく死ぬまでに一番多く聞く己の呼ばれ方だ。誰からも呼ばれるわけではないが、ずっと昔から、変わらず、呼び続けるひとがいる。
 あおしさま。返事をしないといつまでも呼ばれ続ける。あおしさま。ねーぇ。次第に不満げになっていく声。ついには上にのしかかられる。そう重くはないが、いきなりどすんとくるので衝撃がある。その上、子どもというのは容赦がないので、腹やら首やらを叩いたり蹴ったりしてくる。それは堪える。なので怠い体を動かし、重い瞼を無理矢理に開くのだ。

 「操。……分かったから、退け」
 実際にはなにも分かってはいないのだが、操はそう声を掛けると満足して布団の上から降りる。経験則だ。ところがこの日の操は違った。一層楽しそうに首もとに抱きついてきたのだ。
 「操」
 何度声を掛けてもどかない。操はますます嬉しそうで、何事かと身を起こすと――

 

 

 

 「おはよ、蒼紫さま」
 「おはよーございます!」
 一瞬なにがなんだか分からず、まばたきをした。
 すると布団の足元に正座した操は堪らないといった様子で笑いだし、未だ己の上に座ったままの――若葉は、ぱふっと寝巻きにしがみついてきた。
 「……なにを、」
 どう訊いても笑われそうだと思ったが、正解だった。操はいよいよ笑い始めてしまって、話にならない。となると手段は娘だ。ぐりぐりと押しつけてくる、その頭のてっぺんをわしゃわしゃ撫でる。
 「若葉。なにをした」
 「ん?」
 「先程父になんと言った?」
 「ん、あのねえ」
 若葉はぴょこと顔を上げた。その表情はいたずらの成功した子どもそのもので、幼い頃の操とまるきり同じだ。
 「かあさまが、とうさまおこしてって。でね、あおしさまってよんだら、たぶんおきるよっていわれたの」
 ふくふくした頬を指でさする。若葉は嬉しそうに笑った。
 「とうさまへんなの。わかばのこと、みさおっていった!」
 ちがうのに、ねー。若葉は操を振り向いた。ねー。操が笑いながら首を傾ける。
 「蒼紫さまだめでしょ、声くらい聞き分けられなきゃ」
 「あおしさまだめでしょー」
 二人してけらけら笑う、その様が無性に。してやられたけれど、してやられたけれど。
 若葉、もう一度言ってみろ、と言うと、なんの躊躇いもなく「あおしさま!」と笑われる。返事代わりに、小さなその体を抱きかかえたまま寝転んだ。

 

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 (常々不思議なのが、私の頭の中でストーリーやセリフを考えているときの御頭と、実際に文字にしたときの御頭が、全然違う人みたいになること。

 御頭の頭の中は「かわいい!!!むすめ!!!!かわいい!!!!!」ってなってるはずなのに、一言も文字に出てこない。すごいな。御頭ってすごいな。どういう精神してんの?)