monaho

monahoって、エスペラントで、僧侶の意味なんですって。

ジャングル・ブック!!!

 台風……(ションボリ) 沿岸部や川の近くに被害が出ませんように。

 週末両日とも大量のお友達(全員オタク)と遊んだと書きましたが、日曜日には私ともう一人だけのデートでした。楽しかった~。とってもいい子。大好き。寿司食べました。かっぱ寿司って安いんですね。

 

 さてさて.

 ジャングル・ブック!!!

 ジャングルブックですよ! みなさん! 私が見たい見たいと騒いでいた!

 見たいですが公開前に予備知識を入れねばと思い、原作「the jungle book」(もちろん翻訳)を読んでから臨みました! 映画だから各出版社からたくさん翻訳が出ているので映画と合わせてみなさんもぜひ。

 私は無論伊勢谷目当てだったのですが、時間の都合で字幕しか見れず……ウウ…でも後日吹き替え見ます。絶対見ます。

 ネタバレになりそうなので畳みますね。

 

  まず圧倒的に映像が美しい。

 ジャングル・ブックは主人公モーグリ以外、動物もセットもすべてCGだそうです。これはテレビでもだいぶ注目されていたので見る前から知っていましたが、それでも疑ってしまうレベルで美しいです。映画やディズニーに詳しいわけではなくとも、やっぱりすげえなと思いました。

 大自然をくるっと一周見せられたところで、モーグリが駆けてきます。木に登り、枝を伝い、地面を疾走するモーグリ。その後ろから4頭のオオカミが唸りながら追いかけてきて、ついには大きな黒ヒョウまで! って、彼らはみんなモーグリの仲間で、遊びで追いかけっこをしているのですが。

 原作にはないシーンなのですが、これが痺れました。紹介の仕方が格好いいんですってば! 監督!

 

 モーグリがオオカミに育てられているので、大体オオカミはすべてのシーンに出てくるのですが、彼らが格好いいのなんの。ふさふさしていて、きりっとしていて、ラクシャ(モーグリの育ての母)なんてすっごい美人でした。きれいだったなあ。声もよかった。

 そう、声! 吹き替えだったので生の声(生の声?)が聞けたのはよかったなあと思います。各キャラクターにとってもマッチしたイイ声だらけでした。

 私の推し・黒ヒョウのバギーラとトラのシア・カーンも男前でした…! バギーラはモーグリのお目付け役?なのでたくさん出てきてくれて、ビジュアルもさることながら言うこと成すこと更には声までイケメンで…もう……もう……

 で、シア・カーンというのがモーグリの敵です。人間を憎むシア・カーンはモーグリの命を狙っているわけです。彼は登場シーンからオオカミを支配するシーンからバトルシーンまですべてが格好良かったです! 悪役なんだけれど、ものすごい力を持っているし、頭も切れるんですよね。クールでニヒルな悪役は大好物です。

 そのバギーラとシア・カーンが戦うシーンは、なんだか動物番組の野生動物のバトルを見ているようでした。すごかったなあ。

 ちなみに吹き替え版だとバギーラは松本幸四郎さん、シア・カーンは我らが伊勢谷友介がそれぞれ担当していらっしゃいます。だからこんなに語るわけです(笑)

 シア・カーンが子オオカミに”お話し”する場面なんかは特に、「これを伊勢谷ボイスで言われたらどうしよう!??!」と思いながら見ていました。不埒です。

 (この記事書くのに映画の公式HPに飛んだら、「各キャラクターを一言で表すと?」という質問に伊勢谷が「必要」と答えていました。イセヤァ…)

 

 あとあと、カーという巨大なヘビが出てくるのですが、この声がね、なんと、スカーレット・ヨハンソンですよ!

 えっろいのなんの! ヘビだけどセクシーで、催眠かけてくるけど優しくって、たまんねえなと思いました。

 そこにバルー(くまさん。癒し)が来るとは思いもしませんでしたが…バルーもいいポジションで何よりです。

 

 いやぁ。幸せでした。

 見れてよかった。 

 全編通してスタイリッシュで、爽快感があって、見終えたときには思わず溜め息を吐いてしまいました。単なる勧善懲悪じゃない気がするんですよねえ。自然の中でのルールとか、人間の立ち位置とか、そういうところまで考えようと思えば考えられる映画でした。

 でも見た直後はスカッとしてしまって、自然大事だなあとか、そこまで考える余裕なかったのですが(笑)

 歌あり、綺麗な映像あり、鳥肌が立つほどの疾走感あり、で、公開から一ヶ月が経とうとしていますが、ぜひぜひ映画館で見てほしいです!(宣伝)